新社会人の新生活スタート
①物件探しポイント
まずは物件探しから始める方が多いと思います。
かくいう筆者もひとり暮らしを始めるときにはとりあえず
大手の物件サイトを吟味することからはじめました。
大まかな流れとしては、まず土地勘をつかむまで物件を調べつつ、
並行して不動産屋にも希望条件を伝えて相談することから始めましょう。
コツはネットと不動産屋を併用すること
物件探しの方法としては「ネット」と「不動産屋」を活用が挙げられるでしょう。
気をつけてほしいのは「どちらか一方」で物件を決めないことです。
ネットだけで物件を調べて入居してしまうと、
不動産屋が専任媒介で保有している隠れ良物件を見逃す可能性があります。
逆に不動産屋の情報だけで契約するのも、相場より高い価格で契約してしまう
危険性があります。相場観を養うためにもネットで調べつつ、
不動産屋を複数使って物件を選びましょう。
条件を階層型で設定していくべし!
物件を選ぶときには「絶対に譲れない条件」から次第に条件を増やしていくようにします。
新社会人であればやはり家賃が一番のネックになるでしょう。
例えば「家賃5万円以下」という条件を定めたら、もう絶対にその条件は動かしません。
次に「バス・トイレ別」という条件を定めたら、それも絶対に動かしません。
すると駅から遠い代わりに部屋が広くてきれいだったり、
部屋が狭い代わりに駅から数分、というような条件で物件が出てくると思います。
このように「あったらいいな」ではなく「絶対に嫌だ」と思うものを排除していく
消去法のほうが、結果的にいい物件に出会いやすくなります。
調べているうちに、きっと「家賃をあと5千円上げられたら、
希望の条件が全部手に入るのになぁ」と思うことでしょう。
その誘惑と戦いつつ、自分が絶対に譲れない条件をしっかり決めていくことが
物件探しのコツです。
ここがブレていると物件が決まらずどんどん空室がなくなっていってしまいますので、
不動産屋へ足を運ぶ前に予め考えておくと良いでしょう。
初期費用を抑えるコツ
物件を借りる際に必ず必要なのが初期費用の諸々。
引越し費用もかかるのに、物件を借りる時点でこんなにお金がかかるの……?
と絶望される方もいらっしゃるでしょう、私はそうでした。
一般的にいわれている初期費用の相場は家賃の三ヶ月分、というものですが、
その内訳を見てみましょう。
・敷金、礼金
・前払家賃
・保証料
・クリーニング代
・火災保険料
・仲介手数料
このうち抑えられそうなのは敷金礼金、前払家賃です。
敷金礼金ゼロという物件も増えていますし、
前払家賃については「フリーレント」という物件を探せば始めの
数ヶ月は無料で家を借りることができますので除外できます。
このあたりはなかなかサイトを眺めているだけでは分かりづらいので、
実際に不動産屋へ相談してみるのが良いでしょう。
「初期費用を抑えたい」と相談すれば条件に見合った物件を教えてくれるはずですので、
恥ずかしがらず求めている条件を全て伝えるのが肝心です。