都立大学駅 徒歩7分
110,000円
大学への入学や新卒社会人として就職する為、転勤などで遠方から引越しをすることに。
大阪から兵庫、茨城から東京などであれば自宅から家探しも出来ますが、九州や関西から東京、北海道や東北から東京など遠方の引越しとなると大変です。頻繁に現地に来ることもできませんし、土地勘もあまりないので、不安でいっぱいだと思います。
この記事ではそんな遠方からの家探しで失敗しない為のポイントを5つにまとめました!事前準備や物件探しから契約まで1日の訪問で全て終わらせることを想定して作成しています!是非この記事を活かしてスムーズに物件探しを成功させてください!
現地を訪れることがなかなか出来ない状況では、とにかく情報収集が大切です。
情報収集で概ねの方向性が決まりますので、ここで8割がた家探しがうまくいくかが決まります。
いきあたりばったりでは絶対にうまくいきません。これからの数年の生活を決める大事な事前調査です。入念に取り組みましょう!
はじめに頭を悩ませるのはどのエリアに住むかです。
土地勘がないと一番の難題になると思います。基本的には学校・勤務先から電車の乗車時間30分以内をベースに沿線を決めましょう。駅は軸になる駅から前後2駅は範囲に入れて検索しましょう。
大学生は1・2年生と3・4年生でキャンパス移動があることが多いです。
1・2年生は郊外、3・4年生は都心となることが多い為、エリア選定はより難しくなります。親御さんとしっかり相談してエリアは決めましょう。
1・2年次のキャンパスから近く、3・4年次のキャンパスへも乗り換えなしで出られる駅が選ばれることが多いです。
配属先により勤務地が変わる可能性があります。会社の社宅があれば、まずは社宅を利用することをお薦めします。
社宅でしっかりと貯蓄をし、土地勘を養った上で、じっくり物件を探した方が絶対にいい街、いい物件と出会えるはずです。
社宅がない場合は人事の採用担当者にどのエリアがおすすめかを聞いてみましょう。また家賃の目安についても聞いておきましょう。人事採用担当者は給料関係についても理解していますし、通勤経路についても社員の多くの情報を把握していることが多い為、適切なアドバイスがもらえるはずです。
ある程度方向性を定めた上で、先に上京している友人や兄弟がいれば、駅や沿線のおすすめなどをヒアリングしましょう。
自分で方向性を決めないと、近くに引っ越してきて欲しいと言われてしまうこともしばしば。毎日の通勤・通学ルートの利便性が何よりも大切ですので、その前提は崩さないようにしましょう。
ある程度方向性が決まったら、イメージに近い家賃かどうかを調べてみましょう。
ポータルサイトの中には通勤時間検索ができるサイトがあるのでおすすめです。人事採用担当や友人などからのアドバイスをもとに、まず一度調べてみましょう。関連記事で詳細の説明もしていますのであわせてご覧ください。
関連記事:目安家賃と希望条件をもとに相場をチェック
外部リンク:suumo通勤時間検索
エリアを概ね決めたら次に予算です。家賃は毎月の支出の中でも大きなウェイトを占めます。無理しすぎてはいけません。予算に余裕をもって賃料を設定をしましょう。
家賃の目安は毎月の手取り給料の3割以下が良いと言われています。手取り給料は額面給料の85%を想定しておきましょう。
新卒の方は初任給から目安を決めることになります。住宅手当が別にある場合は額面に住宅手当分を加算してください。
初任給(額面) | 初任給(手取) | 目安家賃 |
28万円 | 23.8万円 | 7.1万円 |
27万円 | 22.95万円 | 6.9万円 |
26万円 | 22.1万円 | 6.6万円 |
25万円 | 21.25万円 | 6.3万円 |
24万円 | 20.4万円 | 6.1万円 |
23万円 | 19.55万円 | 5.8万円 |
22万円 | 18.7万円 | 5.6万円 |
21万円 | 17.85万 | 5.3万円 |
20万円 | 17万円 | 5.1万円 |
家賃の決め方については関連記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。給料と家賃、生活費についてシミュレーションもしています。
【関連記事】
新卒一人暮らしの家賃いくらがベスト?給料ごとの生活費もシミュレーション
家賃の目安は手取りの3割で平気?給料ごとに生活費も徹底シミュレーション!
次に希望条件を決めます。まずは希望の条件を全て上げてみましょう。
希望条件に入りやすいものを下記に記載します。
・築10年以内 ・徒歩10分以内 ・2階以上 ・ガスキッチン ・バストイレ別 ・マンション ・オートロック |
・築15年・築20年・築25年以内 ・駅徒歩15分・20分以内 ・1階 ・IHキッチン ・ユニットバス(UB) ・アパート |
(1)で決めた沿線、(2)①で決めた予算で希望条件を全てチェックし、SUUMOなどの賃貸のポータルサイトで物件の検索をしてみましょう。該当がなければ表の右側に記載した妥協条件に変更していきましょう。
築20年以内の物件であればバストイレ別の部屋も多くありますし、築年数は古くても内装がリノベーションされているもの、フルリフォームが入っているものもあります。徒歩分数と築年数の妥協で希望に近い物件が出てくればベストです。
条件を調整しても物件がヒットしなかった場合は、相場の高いエリアを選定している可能があります。駅の範囲を広げるか(1)学校・勤務先などからエリア・沿線を決めるに戻って沿線の選定からやり直しましょう。
②の希望条件で出てきた物件の中で、気に入った物件を3件くらいピックアップしておきます。ただしその物件に住めるわけではありません。
不動産業界は特に1月から3月は、4月の新生活に向けた繁忙期にあたり、1日もたたずに優良物件には申込が入ってしまいます。
候補物件はあくまでも自分の希望条件をまとめたサンプルです。不動産会社の人と話す際にも、分かりやすい指標になります。ですのでこのタイミングでの候補物件は、そこまで入念に探す必要はありません。希望のエリアに希望に近い物件が3件くらいあるということは、相場的にも問題がないという証明になります。
最後に引越時期のリミットを決めます。期間に余裕があれば部屋探しは2ケ月前からはじめましょう。
特に繁忙期は室内を内見できる空室の物件ばかりではなく、空き予定の物件も多くある為、ギリギリで部屋探しをしてしまうと引越しが出来る物件がないという事態も起こりえます。期間には余裕を持つことをおすすめします。
3月末入居希望の場合は1月末~2月中旬までが目安です。2月中旬以降から、3月末入居の物件を探す場合はかなり期間がタイトです。不動産会社に電話で相談しましょう。
エリア・希望条件・時期が決まったら、一番重要な下準備、必要書類の準備です。
特に1月から3月は繁忙期である為、いい物件には必ずと言っていいほど争奪戦が起こります。いい物件を見つけた際に、速やかに申込手続きと必要書類の提出が出来るかどうかで勝敗が決します。遠方からの家探しの場合はなおさら失敗が許されません。
申込・審査・契約に必要な書類を全て事前に揃えてから、現地に向かうという意識をしっかりと持ちましょう。
新卒で就職する場合は本人名義で契約することが可能です。
年収は内定通知書もしくは労働条件通知書に記載があればその金額を、記載がない場合は募集要項に記載されている金額の13ヶ月分を目安に記入しましょう。勤続年数には2023年4月より勤務と記載、配属先等未決定で勤務地が不明な場合はその旨記載しましょう。
連帯保証人欄には、正社員としてご勤務されているご両親がいらっしゃれば、その内容を記載しましょう。
最近では保証会社利用必須の物件が多い為、連帯保証人を依頼できるケースは少ないですが、依頼出来た場合は初期費用を抑えることが可能です。
書式は物件によって異なりますが、内容はほとんど同じですので、申込書の記載例を添付します。ダウンロードして事前に記入しておきましょう。※最近ではオンラインで申込手続きをすることも多いですが、記載内容はほとんど同じです。
次に申込時に提出する書類を準備しましょう。
申込時に必要な書類は次の通りです。申込書の記載に漏れがなく、審査時に必要な書類もしっかりと揃っていると大家さんへの心象も良くなり、遠方からの部屋探しであることを考慮して、場合によっては即日に審査OKを出してくれることもあります。
審査が通れば、よほどのイレギュラーがない限り契約することが出来ますので安心です。現地であれこれ確認したり必要書類を取り寄せたりしている間に、申込が他から入ってしまうこともあります。
準備が大変で依頼するにも気が引ける内容かもしれませんがとても重要ですのでしっかりと事前に手配しておきましょう。
【契約名義人(本人)】 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように
【連帯保証人(ご両親・ご兄弟・叔父叔母等)】 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように |
あわせて契約時に提出する書類も準備しておきましょう。
申込時にあれこれ依頼する際に一緒にお願いしてしまえば、後工程が圧倒的にスムーズになります。
連帯保証人の必要書類については、保証会社利用となるケースが圧倒的に多いわりに、重要書類を取得してもらわなければならないので、ご両親もしくは近くに住んでいるご兄弟にお願いする場合を除き控えるべきでしょう。
【契約名義人(本人)】 ・住民票原本(本籍地非掲載のもの)
【連帯保証人(ご両親・ご兄弟)】 ・印鑑登録証明書 |
学生の場合、まだ主たる収入がないので契約名義は仕事に就いているご両親になります。ここでは仮にお父様としておきます。
その場合、申込書にお父様の勤務先や収入などの細かい情報が必要です。書式は物件によって異なりますが、内容はほとんど同じですので、申込書の記載例を添付します。ダウンロードして事前に記入しておきましょう。
※最近ではオンラインで申込手続きをすることも多いですが、記載内容はほとんど同じです。連帯保証人を依頼できるケースは最近では少なくなってきており、保証会社への加入が必須の物件が大半です。ただし緊急連絡先として親族の記入を求められます。同居していない親族(兄弟や叔父叔母など)に依頼することが多くなりますので、親御さんに相談の上、内容を抑えておきましょう。
次に申込時に提出する書類を準備しましょう。申込時に必要な書類は次の通りです。
申込書の記載に漏れがなく、審査時に必要な書類もしっかりと揃っていると大家さんへの心象も良くなり、遠方からの部屋探しであることを考慮して場合によっては即日に審査OKを出してくれることもあります。
審査が通れば、よほどのイレギュラーがない限り契約することが出来ますので安心です。現地であれこれ確認したり必要書類を取り寄せたりしている間に、申込が他から入ってしまうこともあります。
準備が大変で依頼するにも気が引ける内容かもしれませんがとても重要ですのでしっかりと事前に手配しておきましょう。
【契約名義人(お父様)】 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように ※上記がなければパスポートや保険証の写し(表・裏) ・社員証の写し(表・裏)カラー ・昨年度の源泉徴収票の写し
【連帯保証人(ご兄弟・叔父叔母等)】 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように |
あわせて契約時に提出する書類も準備しておきましょう。
申込時にあれこれ依頼する際に一緒にお願いしてしまえば、後工程が圧倒的にスムーズになります。
連帯保証人の必要書類については、保証会社利用となるケースが圧倒的に多いわりに、重要書類を取得してもらわなければならないので、近くに住んでいるご兄弟にお願いする場合を除き控えるべきでしょう。
【契約名義人(お父様)】 ・住民票原本(本籍地非掲載のもの) 【申込時と同様の書類】※契約書類と一緒に提出 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように ※上記がなければパスポートや保険証の写し(表・裏) ・社員証の写し(表・裏)カラー ・昨年度の源泉徴収票の写し
・住民票原本(本籍地非掲載のもの)
【連帯保証人(ご兄弟)】 ・印鑑登録証明書 |
転勤の場合は、ご自身の勤務先の内容と念のために連帯保証人を依頼できる仕事をしているご両親、またはご兄弟がいらっしゃればその内容を事前に確認しておきましょう。
また転勤の際は社宅として一般賃貸物件を法人契約できる場合があります。初期費用の支払いや家賃補助等、勤務先の規定により異なりますが必ず総務等に確認するようにしましょう。関連記事で法人契約について詳しく解説してありますのであわせてご確認ください。
次に申込時に提出する書類を準備しましょう。申込時に必要な書類は次の通りです。
申込書の記載に漏れがなく、審査時に必要な書類もしっかりと揃っていると大家さんへの心象も良くなり、遠方からの部屋探しであることを考慮して場合によっては即日に審査OKを出してくれることもあります。
審査が通れば、よほどのイレギュラーがない限り契約することが出来るので安心です。現地であれこれ確認したり必要書類を取り寄せたりしている間に、申込が他から入ってしまうこともあります。
準備が大変で依頼するにも気が引ける内容かもしれませんが、とても重要ですのでしっかりと事前に手配しておきましょう。
【契約名義人(本人)】 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように
【連帯保証人(ご両親・ご兄弟・叔父叔母等)】 ・免許証またはマイナンバーカードの写し(表・裏)※マイナンバーが隠れるように |
あわせて契約時に提出する書類も準備しておきましょう。
申込時にあれこれ依頼する際に一緒にお願いしてしまえば、後工程が圧倒的にスムーズになります。
連帯保証人の必要書類については、保証会社利用となるケースが圧倒的に多いわりに、重要書類を取得してもらわなければならないので、ご両親もしくは近くに住んでいるご兄弟にお願いする場合を除き控えるべきでしょう。
【契約名義人(本人)】 ・住民票原本(本籍地非掲載のもの)
【連帯保証人(ご両親・ご兄弟)】 ・印鑑登録証明書 |
これで概ねの準備は整いました。あとは物件を見つけるだけです。そこで重要になってくるのは不動産業者選びです。遠方からの家探しでミスは許されませんし、短期集中で物件の選定・内見・申込の手続きを進める必要があります。ここまでは現地に1度1日は訪問できる前提で説明してきましたが、このパートでは一度も訪問できない場合も想定して解説します。
現地に一度も訪問出来ない場合は、物件はオンライン内見で確認することになります。オンライン内見に対応できる不動産業者であることはマスト条件と言えるでしょう。オンライン内見については関連記事で詳しく解説していますので合わせてご確認ください。
【関連記事】
オンライン内見の有効活用法を伝授します!
その上で、(1)①で設定したエリアの最寄り駅にある不動産業者の中で対応がスピーディーで丁寧な不動産会社を選びましょう。
対応のスピードや質の良し悪しはポータルサイトからメールでお問い合わせをして、自動返送メールの有無および、個別対応メールの質とスピードで判断すると良いでしょう。
最寄り駅の不動産会社を選んだほうが良い理由は、いい物件があった時に素早く情報提供、オンライン内見をセットしてくれる可能性が高いからです。不動産会社の担当も近ければすぐに行くことができますし、駅周辺の物件情報も、街の情報にも詳しい為、圧倒的に有利です。
かと言って老舗すぎるとオンライン内見に対応できなかったり、アクティブに対応してくれなかったりします。ですのでポータルサイトでのお問い合わせで、レスポンスを確認することが重要になります。
①オンライン内見に対応できる不動産会社を選ぶ
②希望エリア・希望駅最寄りの不動産会社を選ぶ
③ポータルサイトからメールで問い合わせし対応スピードと質で判断する。
現地に訪問出来る場合も考え方は同様です。
(1)①で設定したエリアの最寄り駅にある不動産業者の中で対応がスピーディーで丁寧な不動産会社を選びましょう。
何度もご説明しているように良い物件は特に繁忙期では争奪戦になります。対応スピードの遅れは内見においても申込においても致命的です。メール対応ひとつでもその会社の求めるスピードや質が表れるものです。
対応のスピードや質の良し悪しはポータルサイトからメールでお問い合わせをして、自動返送メールの有無および、個別対応メールの質とスピードで判断すると良いでしょう。
最寄りの不動産会社が良い理由は、例えばターミナル駅の不動産会社の場合、不動産会社から物件までの距離が離れているケースが多く、内見に時間がかかる、あるいは自分1人で内見にいかなければならないことがあります。知らない土地で一人で公共交通機関と徒歩で複数件の内見するのは想像以上に大変です。
一方物件に近い不動産会社であればすぐ内見に行くことができますし、気に入った物件があればすぐにお店に戻って申込手続きが可能です。担当者も駅周辺の物件情報も、街の情報にも詳しい為、圧倒的に有利です。
かと言って老舗すぎるとアクティブに対応してくれなかったりします。ですのでポータルサイトでのお問い合わせでレスポンスを確認することが重要になります。
①希望エリア・希望駅最寄りの不動産会社を選ぶ
②ポータルサイトからメールで問い合わせし対応スピードと質で判断する。
先程の前提条件をもとに不動産会社を選定したら、是非一度、電話かテレビ電話でやりとりをしてみてください。顔を見て話をすることで人となりも伝わりますし、大事な部屋探し、遠慮して希望もちゃんと伝えられないようではいい物件を探すことは出来ません。Zoomやmeetなどを利用して事前にいろいろと相談をして、馬が合う不動産会社1社にしぼりましょう。不動産会社は物件のデータベースを共有している為、1社でしか紹介できない物件はほとんどありません。基本的にWEBで掲載されている物件の多くはどこの不動産会社でも内見することが可能です。だからこそ相性のいい担当者を見つけて、親身に相談することが重要になります。
①最寄り駅にあってレスポンスの良い不動産会社をいくつか選定したら電話かできればテレビ電話で直接相談する。
②その中で相性がいいと感じる担当者1名にしぼり、情報を集約して部屋探しをしてもらう。
不動産会社を1社に絞れたら、後は今までまとめた情報を共有して訪問日に向けて物件の選定を進めましょう。
実は内見の最大のポイントはいつ内見するか?曜日によって内見できる物件の数や、担当がかけてくれる時間にも差があります。一般的な不動産会社の一週間の流れからベストな内見曜日をご紹介します。
おすすめの内見曜日を知る為に、まず不動産会社の一般的な1週間の流れについて説明していきます。下にスケジュール表を記載しました。
木曜スタートはなかなか見慣れないと思いますが不動産会社の多くは水曜定休。木曜スタートの方が説明しやすいのでこのような表にしました。もちろん年中無休の不動産会社もありますが、不動産会社はその会社の物件だけでなく、ほぼ全ての不動産会社の物件を紹介することができます。ですから火曜・水曜に営業している不動産会社に行っても、火曜水曜定休の不動産会社の物件は内見できないですし、申込の受付も確定しません。
内見は土日休みの方が多いので、当然土日に集中します。土日の内見に向けて不動産会社はSUUMOなどに物件情報の登録を行います。物件情報の調査と登録、物件のUPまで1日~2日程度かかる為、金曜の昼頃には土日の物件情報が公開されます。こうして公開された物件を土日で内見、いい物件から申込が入り、月曜日に審査、火曜・水曜が休みで木曜日に審査結果が出て、翌週末に契約。ざっくりこんな流れで1週間が進みます。この流れを理解すればベストなタイミングが見えてきます。
おすすめの内見曜日 第1位は金曜日です。なにしろ土日に出てくる新規物件をほぼ手つかずの状況で内見(紹介)できるからです。会社は休みをとらなければなりませんが、お店も週末程混んでいない為、いい物件をじっくり探すことができます。
おすすめの内見曜日 第2位は木曜日です。遠方からの家探しは出来る限り土日は避けるべきです。平日であれば一日かけて物件を探すことが出来ます。木曜日のデメリットは水曜定休の会社が多い為、内見の手配が当日になってしまうことです。お昼すぎからの来店であれば午前中に準備できますが、火曜水曜が空いてしまう為、みたい物件に申込が入って見れないということも起こりえます。その点金曜日であれば、木曜の遅い時間に最終確認が取れますので、かなり高い確率で内見したい物件をそのままご紹介することが可能です。
いやいや平日に会社なんて休めないですよ。そうですよね。こればかりは致し方ありません。その場合は土曜日の他のお客様が動き出す前、開店直後に内見するしかありません。自分がいいと思う物件は他のお客様もいいと思うものです。申込は一般的に申込書が届いた順番で優先権が決まります、つまり早い者勝ちです。前日に夜に前のりするか早朝便を使って土曜朝イチに勝負です。
尚、大学生は必ず親御さんと一緒に内見しましょう。契約名義人がお父様だった場合、お母様でも構いません。ご両親が2人とも揃っていなくてもよいですが、どちらか1名は少なくとも一緒に内見するようにしてください。
契約名義人も家賃の支払いもご両親です。ご両親に決済権がありますので必ず一緒に。もし時間が取れないようでしたらLINE電話などテレビ電話を利用して遠隔からでも物件を見てもらい、一緒に判断するようにしましょう。
これはカップルの2人入居でも同じことが言えるのですが、先に本人がたくさん物件を見て、最終的に選んだ物件1件だけ見てもらうことは絶対にやめましょう。
1件だけ見てもらって「この物件にしたい」と伝えても、まず反対されます。
何故なら、その物件がいいと感じたのはたくさん物件を見て比較した結果、良いと判断しているからです。同じプロセスを踏まなければ、良さは伝わりません。同じ物件を同じ数だけ、同じタイミングで内見してもらうことが重要です。オンライン内見でも同じです。
①大学生は必ずご両親(どちらか1名でも可)と一緒に内見すること
②ご両親と内見する際は、同じ物件を、同じ量、同じタイミングで内見すること
③ご両親が来られない場合はLINE電話などで遠隔から同じタイミングで内見してもらうこと
入念な事前調査と書類準備、そして信頼できるエージェントを見つけることができればもう勝ったも同然です。不動産会社の担当者がしっかりしていれば、ここのパートは担当者がリードしてくれますが、万が一ということもありますので、訪問当日の動き方をしっかり解説していきます。今までの準備の成果が出る大事な一日です!
一日で効率的に内見する為には、前日までに内見する物件、内見手配が完了していることが全てです。訪問前日までに自分と不動産会社の担当者とで物件を出し合い、どの物件を優先して内見するかを決め、内見の手配を済ませておいてもらいましょう。
通常不動産会社に初回訪問すると担当者の紹介、会社の説明、今の市場の状況、希望条件のヒアリングが30分から1時間程度あって、そこから物件の選定がはじまります。これでは遅すぎます。遠方からの家探しにそんな猶予はありません。先程の通常の流れは事前にテレビ電話で済ませておいてください。訪問前日までにあなたの希望条件も、人柄も性格も理解してもらい、あなたにだったらこの物件がぴったりと提案してもらうことが何よりも大切です。
通常の二回目来店、三回目来店のように、来店してご挨拶も早々に内見に出かける!これが効率的に内見する最大の秘訣です。
※繁忙期の場合は内見が出来ない空き予定の物件もたくさんあります。その場合は現地訪問と類似物件の内見を必ず準備してもらましょう。
スムーズに内見することが出来たらあとは、いい物件を見つけて物件の申込です。
第一希望の物件を内見して、気に入ったら、内見の途中でも、一度お店に戻って申込し一番手を確保しましょう。ここで活きてくるのが事前準備で書いておいた申込書です。すでに下書きが出来上がっていますので、写すだけです。審査時必要書類も揃っていますので10分程度で出来上がります。準備をしていないと30分から1時間程度の時間がかかりますのでこの差は大きいです。
賃貸物件の申込は基本的に申込書が届いた順番に、審査に進みます。複数の申込が入った場合は、届いた順番に一番手、二番手と順位がつきます。一番手が審査に落ちてしまったり、キャンセルが入ると、二番手に審査が回ってくるといった流れです。多くのケースで一番手がそのまま契約に至りますので、申込み一番手がとれなければ負けです。申込一番手を確保する為には内見する順番も、第一希望の物件からにすべきです。
申込が終わり一番手が確保出来たら、残りの物件を内見し第二候補、第三候補を決めましょう。
第一希望の物件に申込み、無事に一番手が取れたとしても油断は禁物です。万が一審査でNGがでてしまったり、管理会社や大家さんのイレギュラーによって一番手が確保できていなかったなんてことがあっては大変です。第一希望の物件に一番手が取れた後でも、必ず第二候補、第三候補まで決めておきましょう。審査OKになるまで油断できません。万が一この物件で進められなかったら次はこれ。というように準備することが大切です。不動産会社の担当者に相談して、可能であれば第二候補まで申込することができればベストです。それでも油断せずに両方だめだった場合の為の第三候補まで準備すること。ここまでやれば失敗はほぼありません。
第二候補・第三候補を探して内見している間に、大家さんの審査OKまで取ることができればベストシナリオ、100点です。通常は申込書の記入は出来ても必要書類が揃わないので本審査は後日となることが多いですが、事前に審査時必要書類を準備しているため上手くいけば審査OKまで取ることができるかもしれません。審査OKまでとれれば、もっとうまく行けば契約もできるかもしれません。なぜならば契約時必要書類も準備してあるからです。ここまでいけたら200点です!
遠方での契約で効果を発揮するのがIT重説です。審査が通り契約書類の準備が終われば不動産会社が作成した契約書を郵送してくれます。日程を調整してZoomやmeetなどを利用してIT重説をしましょう。IT重説であってもしっかり宅地建物取引士が対応してくれます。説明をしっかりと聞き、質問事項があればしっかり確認して、納得した上で契約に進みましょう。
郵送での契約書になりますので、署名捺印箇所や必要書類の確認などもオンラインで担当に確認してもらえば抜け漏れなく安心です。
事前に準備していた契約時必要書類も、IT重説と合わせて確認してもらいましょう。返送する書類、自分用の書類と分かれますので、返信用の封筒・レターパック等に捺印済みの返送書類・添付する必要書類を入れて、封をするところまで確認してもらえば完璧です!
以上、遠方からの家探しで失敗しない為のポイントでした。準備をしっかりすればするほど、不安はどんどん楽しみに変わってくるものです。かなり入念な準備をポイントとしてまとめていますので、しっかりとこの記事を参考に準備していただければ失敗することはありません。労力もお金もかかる遠方からの家探しだからこそ、丁寧な準備と信頼できる不動産会社の選定がなによりも大切です。これからの新生活がみなさんにとって豊かなものであることをお祈りしています。
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